4/3(日)
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND!!!
出演させて頂きました
放送中のTVアニメ
「怪人開発部の黒井津さん」エルバッキー
「フットサルボーイズ!!!!!」陽菜
アイドルマスターシンデレラガールズ
ライブツアーの舞台に参加させて頂きました。
えっと、何から書こう。。
私は、ゲームセンターで一目惚れしてからずっと
アイドルマスターのあずささんが好きでした。
あずささんの歌に癒され
声優さんの表現の素晴らしさを、1ファンとして見ていました。
そんな私が「アイドルマスター シンデレラガールズ」という作品に
出演させて頂く事になった時は、自分でも驚きました。
そして
お仕事として関わらせて頂くのだから、個人的に好きだったからと
贔屓になってはいけないと自分を律しつつ、
ここまで歌わせて頂いたり、演じさせて頂いておりました。
2年前ライブオファーを頂いた時、
色々な事情から当時の所属事務所からは難色を示されたのですが
はじめてハッキリと、強く反発しました。
そしてようやく了承を得て、ライブに参加する予定だった時、
入院してしまったのです。
歩くどころか寝返りすら打てず、他の事も幾重にも重なり
誰にも会える精神状態ではなくて、友達や後輩の面会も断って
ひとり病室で過ごしました。
愛梨のサイリウムが発売されなくなったアナウンスを見たりしながら
言葉に出来ない気持ちで、怪我による高熱と痛みで朦朧と辛い日々を過ごした事を、今でも鮮明に覚えています。
あれから2年近く経つんですよね。
ようやくこの日が、やってきました。
実は、今の私は普通のダンスなら全く問題ないのですが
まだ激しいダンスはお医者さんから止められていて。。
お仕事もこのライブがあるからと無理にならない様
スケジュール調整を頑張ってはいたのですが、
中々うまくいかず。。。
重いお仕事が色々と重なってしまった中でのダンスレッスン。
結果、また痛めていた部分を振り返してしまいました…。
ダンスレッスンの途中、たまに足が
動かなくなって止まってしまったりもあって。
腰から足は繋がっているので…2年前に痛めた部分は
腰だけ、ではなかったのです。
直前のレッスンではそんな状態だったので
休み休み振り付け入れをしていました。
歩くのが困難な日は杖を使う日もありました。
痛みと不安で余裕がなくて、いつもの私の、現場での笑顔も
少なくなっていたと思います。。
そして、本番。
私には楽屋裏でガッチリと事務所スタッフ2名が付く中
舞台に挑みました。
本当は、凄くこわくもありました。
その辺りの2週間の間、レッスンや日常でもたまに出た様に
舞台上で足がまた動かなくなる瞬間があるんじゃないか。
階段の上り下りへの不安。
お願いだから、私の身体、言う事きいて。
祈る気持ちで、自分の身体に語りかけました。
ステージに出る直前。
「ずっとずっと、このステージに立たせてあげたかった
十時愛梨の為に、しっかりやらなきゃ」
そう思って
最初にステージへの扉が開いて皆さんの前に立った時
大きな歓声と、広がるオレンジの光に
泣いてしまいそうになりました。
愛梨、愛梨、あなたをようやく立たせてあげられた
そして、皆さんがこんなに愛梨に愛をくれてる
どうしよう、すごく、感謝と感激と喜びとで。
泣いてしまう。。
でも愛梨の為に、私が泣いちゃいけないと
何度も溢れそうになるものをぐっと堪えて、歌い切りました。
だから、あんまり笑顔を作れていなかったと思います。。。
初代シンデレラガールの十時愛梨は凄い子で、絶対にやりきる子だから
涙を流したりしちゃいけないと、ステージで踊りました。
たまに足がいうこときかなくて震えても、
愛梨が憑依した足が私を支えてくれて、最後まで歌い切れました。
「会いたいから焼いたの アップルパイ」も
「揺れる想い 抑えきれなくて」も
私と愛梨の心からの気持ちで歌いました。
トークで旗を持って出て行って、
きらりちゃん役のれいちゃんと一緒に中央に旗を立てて合流。
彼女にも昨日伝えたけれど、
せーので旗を立てられたのがれいちゃんでよかったなぁ。
とときら学園でコンビも組んだし、
いつもキラキラしているれいちゃんのきらりちゃん、好きなの。
Sweetchesとしても参加できました。
このユニットは、昔から知ってる
かなこちゃん役のゆかちんがいて安心感もありました。
こちらの曲は「アップルパイ・プリンセス」よりも後の
今年の楽曲なので、その分
成長した歌と表現の愛梨として参加させて頂きました。
私がこう言うのも変かもしれないけど…
十時愛梨はね、凄いんです。
凄い原石の子なの。だから、歌も表現もどんどん磨かれるし
初代シンデレラガールにふさわしいものを
持っていると確信しているの。
それを感じて頂けたらよいなと思って歌った曲でした。
そのあと、トロッコに乗って皆さんの近くに行けました。
お気付きの方もいらっしゃったかと思うのですが、
すっごく、飛んだり跳ねたりしてました。
だって嬉しくて。楽しくて。
「大好きだから」という歌詞にも気持ちを込めて大きく歌いました。
最後のご挨拶では
「愛梨をようやく、やっと、このステージに立たせてあげられた」
「愛梨と一緒にこのステージに立てた」
これ以外の言葉が出てこなくて。
だって、多すぎて。気持ちも大きすぎて。何も言えなかった。
だから、身体全部で表現しようと思いました。
そして全員で歌う「夕映えプレゼント」。
実は最初…
皆と一緒のステージで並んで歌って踊れている事に、
一瞬気を取られてしまいました。
これって夢なのかな、とも思いました。
周りを見て、「一緒だ、一緒に踊ってる。皆と!」って
歌い出して少しの間、感動して。。
その後は、ただ嬉しくて。
全部で伝えるんだという気持ちで歌いました。
アンコールでラストに歌った「お願いシンデレラ」。
この曲にも、思い入れがあります。
レコーディングでこの曲を歌えた時、とても嬉しかった。
だから余計に、ステージでこの曲を歌える事も幸せで。
フリー行動の時は、ステージから見て右側の皆さんにも
沢山想いを歌ったよ。
実はこの曲のDメロ部分の「この手を伸ばそう」。
演出の方に「ここだけは、真ん中で手を伸ばさせて頂けないか」
と相談し。「おーいいよ、やりなやりな」と言って頂き。
共演者さまにも「この部分だけ、真ん中お借りします」と言って
中央で手を伸ばさせて頂いたのでした。
愛梨、あなたがはじまりの人だものね、
センターにもずっと立ちたかったよね、
やっとステージに立たせてあげられたんだもの、と。。
旗を持って帰っていく時、ステージから見て左側の皆さんに
大きく手と旗を振りに行きました。
そこにも階段があったけど、思い切り駆け上がった。
できるだけ、届けたくて。
その姿を、後ろから仲間が見守ってくれていたのを
振り返って知りました。
楽屋裏での私を知っているから、
心配もしてくれてたんだと思う。
ゆかちんが一緒に止まって、残ってくれてて
優しい顔で待ってた。
迷惑かけてごめんね、心配かけてごめんね、支えてくれてありがとう
いろんな気持ちでいっぱいでした。
最初の行進に加われなかった分、旗をたくさん振りました。
最後、れいちゃんと目があって。自然に残してくれた。
本当に、きらりちゃんみたいな素敵な女の子。
ここでも、ありがとうと思いながら見送って。
最後に残ったのはいいけど、何を言うとか、どうするとか
実は何も頭に無かったです。。。
だけど、言葉にしきれない大きな気持ちを伝えたかった。
最後の力を振り絞って、旗を大きく大きく大きく、振りました。
共演者の皆さん、スタッフさん、プロデューサーの皆さんに
感謝の気持ちを込めて。
ここまで来るのにとても時間がかかってしまったけど
皆様のおかげで愛梨がやっとステージに立てました。
ずっと涙が溢れそうだったんだけど、それでも愛梨の為に
涙を流しちゃいけない。
自然に出た言葉は、全部ぜんぶひっくるめた
「ありがとうございました!!!!」
だった。
泣くのをこらえてて、声がすごく震えちゃったけど、
皆さんの声援で、気持ちが届いた事が確認できました。
お辞儀をしてる間も、涙が流れそうだった。
表情も一番くしゃくしゃだった。
でも、愛梨がそんな顔をしてちゃいけない。
顔をあげるまでに、涙をこらえて。
顔をあげて。。。
愛梨のプリンセスなお辞儀は、自然に出たものです。
足がうまく曲がってくれなくて、
もしかしたらカッコ悪かったかもしれない。。。
やるならもっと優雅に、素敵に決めたかったけれど
愛梨として自然にそう動いちゃったから…
どうだったかな。ちゃんとできてたらよいな。。。
積年の想いでのステージでした。
私はあの光景を忘れないと思います。
今回は殆ど、目に涙を溜めていた状態だったから
これから先、またステージに立たせて頂ける時は、
笑顔でいっぱいのステージにしたいです。
大好きな愛梨が、たくさん笑っていられるように。
皆様に。。。ありがとうございました。
お写真なのですが…。
実は身体の事もあって、楽屋裏では常に
事務所スタッフ張り付きの状態だったのもあり
私のタイミングでしか撮れなくて。。
それでもなるべく撮りましたので、載せていきますね!
大きさを合わせたりがうまくできてなかったらごめんなさいっ。。
まずは、ゆかちんと。ととかなですっ
2人で謎の、どやぁ…顔(笑)。
都丸ちよちゃんと。
こちらは衣装を脱いだ楽屋にて。
のぐちゆりちゃんと。
中島由貴ちゃんと。
下地紫野ちゃんと。
佐藤亜美菜ちゃんと。
木村珠莉ちゃんと。
田澤茉純ちゃんと。
もう1枚っ。
松嵜麗ちゃんと。
とときらっ。
うふふ。。
そしてそして。佐藤利奈さん。
この日は顔出し無しだったので、こんな感じでっ。
最後まで読んでくれてありがとう。またね⭐︎